降圧薬は「副作用を抑え、臓器を守る効果を最大限にする」使い方をしています。
1. 少量を組み合わせる:1種類を増やすよりも、2~3種類を少しずつ組み合わせる方が、副作用が出にくく、臓器(脳・心臓・腎臓)を守る力も高くなります。
2. 一日中安定させる:早朝、日中、夜と、一日中血圧が安定していることが大切です。
3. 朝の薬は12時間以上も有効な長時間作用型(オルメサルタン、ナトリックス、アムロジピン)。
4. 朝に飲んでも効果が切れて夜や早朝に血圧が上がる患者さんには、夕方や寝る直前に短時間作用型の薬(ワイテンスやニフェジピン)を追加します。
降圧薬は「コスパの良い治療」です 。現在はジェネリック薬もあり、3割負担で1日10~20円、1か月600円前後で脳卒中や心不全をしっかり予防できます。これは医療の中でもトップクラスに費用対効果の高い治療です。