灰本クリニック

内視鏡

鼻からの胃カメラについて

 当院では鼻から挿入する経鼻胃カメラを行っています。口から入れる胃カメラの太さは約10 mmに対し、鼻からの胃カメラはわずか5.9 mmと非常に細くなったので、鼻の麻酔を工夫すると痛みなく鼻の穴を通過できます。口からの胃カメラでは挿入時に咽頭反射による吐き気がありましたが、鼻からの胃カメラでは咽頭反射がほとんどなく、鎮静剤の注射も必要ありません。検査中も先生と会話ができます。

 現在では99%の患者さんを鼻からの胃カメラを行っています。検査後のアンケートで90%の患者さんが次回も鼻からの胃カメラを希望しています。口からの胃カメラで苦しんだ方にはぜひ鼻からの胃カメラをお薦めします。

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*胃カメラは完全予約制です。毎週火曜日、第3土曜日の午前中に行っています。

 

大腸カメラとポリープ切除

 大腸癌は大腸カメラで診断します。肉眼的な血便、検診で便潜血が陽性、二親等以内の家族に65歳以下で発症した大腸癌がいる、慢性的に便秘や下痢、糖尿病、アルコールをたくさん飲む人などは特に大腸癌が多いことが多くの研究から明らかとなっています。該当する方は大腸カメラを受けましょう。2019年8月より癌化の危険性があるポリープ(6~10 mm以下)を検査中に切除しています。

 《大腸カメラを楽に入れる工夫》

  1. 検査前に大腸に温かいお湯を入れて、大腸の緊張による痛みをとってカメラを入りやすくします。
  2. 大腸カメラの痛みは大腸の曲がり角で起こります。曲がり角でカメラが円滑に進むように技師がお腹を圧迫して痛みを軽くしています。
  3. 患者さんが緊張しないようにいつも声をかけています。

 このような工夫により男性で4分半、女性で6分と短時間で最後の盲腸まで大腸カメラが入り、苦痛も少なくなっています。
 大腸カメラを楽に入れる工夫の詳細はこちらから


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【大腸内視鏡検査室】

※大腸カメラの検査は完全予約制です。毎週月曜日、木曜日の11:00から、第1土曜日の朝実施しています。

 

高輝度LED光源による内視鏡システム導入

 2015年10月より新しい内視鏡システムを導入しました。レーザー光源によって胃や大腸の微細な病変を観察できます。従来のカメラ検査では生検するか否かの判断がつきにくい正常と異常の境界病変も正確に判断できるようになりました。

 ●新しい内視鏡システムの特徴

  1. 高輝度LEDの光を使いコンピューター処理を行って、肉眼では見落としがちな数ミリの病変がはっきりと浮かび上がってきます。
     
  2. 癌に特徴的な粘膜表面構造や血管の乱れを拡大して観察できます。

 この2つの特徴は早期癌の発見に今まで以上に役立っています。

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