灰本クリニック

貧血

 貧血とは「酸素を運ぶ赤血球の不足」のことです。全身に酸素を十分に運ぶことができなくなり、立ちくらみ、息切れ、めまい、ふらつきなど、様々な症状がおきます。原因は以下の3つで治療法はそれぞれ異なります。

  1. 赤血球が出て行ってしまう
    鉄欠乏性貧血:過多月経、胃や大腸からの出血(癌や潰瘍や炎症)
     
  2. 赤血球を作ることができない
    材料不足:鉄の摂取不足、ビタミンB12の不足、葉酸の不足
    骨髄の異常:再生不良性貧血、骨髄異形成症候群など
    慢性の病気に伴うもの:腎不全による貧血、慢性炎症(関節リウマチなどの膠原病)による貧血
     
  3. 赤血球が体内で壊されてしまう
    溶血性貧血、肝硬変など

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1.は貧血患者さんの8割を占め、血液検査や胃カメラ、大腸カメラ検査で診断します。
2.は高齢者で割合が増え、血液検査や骨髄検査で診断します。骨髄検査が必要な場合は血液内科(愛知県がんセンターや小牧市民病院)に紹介しています。
3.はまれな病気です。血液検査や腹部超音波検査で調べます。

 市や会社の健康診断や他院の血液検査で貧血を指摘された場合は相談下さい。


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