当院における昨年の癌発見について

記載者:YW  公開日時:2015年02月23日

 昨年1月1日~12月31日の一年間に当院で発見された癌についてまとめました。

 昨年1月1日~12月31日の一年間に当院で発見された癌についてまとめました。
 総発見数は71人と前年の44人と比べて多く見つかりました。例年と同様に三大癌の肺癌9人、胃癌7人、大腸癌6人が最も多く、それ以外では肝臓癌6人、乳癌7人、その他の癌8人でした。平均年齢は67歳で前年(69歳)と比べると若干若い傾向があり、だいたい52~81歳の間で分布していました。糖尿病患者さんの割合は癌発見数全体の2割で、とりわけ膵臓癌の5人は全員が糖尿病患者さんでした。
 昨年の特徴の1つとして、婦人科の癌、肉腫、悪性腹膜中皮腫、舌癌、白血病、脳腫瘍などの例年以上に様々な臓器から癌が見つかりました。(下のグラフ)
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 71人の癌のうち無症状での発見は35人で、毎月通院している患者さんに定期的に行う様々な検査の胸部レントゲン、腹部エコーやがん検診などが大半を占めていました。そのうち半数は、腹部エコー、乳腺エコーなどから見つかっており、エコー検査はたいへん重要であることを示しています。(下のグラフ)
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 当院では高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などの慢性疾患で通院している患者さんには、2~3年に1回、空腹で腹部エコーを受けることをお勧めしています。

 腹部エコーでは、検査前に食事をすると胃や腸の中のガスや食べ物によって臓器が見づらくなるので、癌を見落とす危険があります。また、腹痛・嘔吐・下痢などの腹部症状のある方で腹部エコーをご希望の方も、午前中に必ず朝食を食べないでご来院ください。

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