風邪だと思ったら咳だけちっとも良くならず困っていませんか?それは風邪の咳ではないかもしれません。
長引く咳の原因として多いものは、季節の変わり目の寒暖差や乾燥に伴う咳、羽毛布団や冷暖房機、加湿器のカビやホコリに対するアレルギーによる咳、軽症の喘息(咳喘息)があります。それぞれ検査方法や治療法が異なり、当院では看護師や医師が詳細に咳の問診をとり、必要に応じて胸部レントゲンを撮って重大な病気がないかを確かめ、気道可逆性試験(吸入薬を吸う前後で肺機能を実施して吸入後に肺機能が改善することを確認する検査)を行って喘息がないかどうかを診断しています。
咳喘息であれば吸入薬がよく効きますが、その他の長引く咳は西洋医学だけでは効果が乏しく、当院では漢方との併用を行っています。とくに漢方の煎じ薬を使えば7~8割の患者さんは改善しています。通常の薬が効かない長引く咳でお困りの方はご相談下さい。
<長引く咳の原因>