世間では「塩分を減らせば血圧が下がる」と言われますが、実は効果が非常に小さいことが分かっています。
塩分を制限したらどれだけ血圧が下がったかを調べた世界中の研究をまとめると、塩分を1日3g減らしても下がる血圧はわずか5mmHg程度です。
灰本クリニックの栄養調査によると日本人が3g減らすには、「台所から味噌・醤油を完全に排除する」ほど厳しい制限が必要です。無理な制限で食事の楽しみを奪ったり、体重が減って癌や肺炎に対する抵抗力が落ちるよりも、降圧薬で確実に血圧を管理することが、安全で確実な方法だと考えています。
それに、最近、世界中の異なった食文化の民族を10万人集めて9年追跡した研究から、一日塩分10~13gを摂取している民族(日本、中国、韓国)がもっとも長生きという結果が示されました。ですから、灰本クリニックではまったく塩分制限を推奨していません。
塩分制限しても血圧はほとんど下がらないこと、日本人のように塩分の摂取量が多い民族が世界で一番長生きなことなど、2019年以降に明らかとなった最新の科学的な根拠を知りたい方は以下の詳細「塩分をたくさん摂取する日本人がなぜ一番長生きなのか 最新研究で見えた真実」をご覧ください。
「塩分をたくさん摂取する日本人がなぜ一番長生きなのか」 最新研究で見えた真実