30年以上前から「高血圧1/2の法則」と呼ばれる現象が知られています。
当時(135 mmHg以上が高血圧と診断)の50歳以上の日本人では、
• 2人に1人が高血圧(図1)
• そのうち 2人に1人だけが病院に通院して治療を受けている(図2)
• その治療を受けている人の 2人に1人が135 mmHg以下を達成(図3)
つまり、しっかり血圧がコントロールできていたのは高血圧患者さん全体の4分の1だけです(図4)。

血圧の管理がいかに難しく、多くの人が「知らないうちに高血圧のまま生活していた」かが分かります。