放射線検査

マルチスライスCT撮影装置

 当院では、肺癌の早期発見に力を入れるため2004年の12月よりCT装置を導入しました。その結果、様々な疾患に対する診断能力が向上しました。現在では、肺癌をはじめ各臓器から毎年50~80人ほどの癌が、新たに見つかっています。その他、急性腹症などの診断に役立っています。また、糖尿病、脂肪肝などの患者さんには栄養指導の一環として、内臓脂肪と皮下脂肪の測定も行い、患者さんからは好評です。さらに、レントゲンやCTの画像を読む専門医(放射線科医)と連携を結び、遠隔画像診断で緊急入院が必要な病気でも迅速な診断ができるようになりました。

マルチスライスCTの導入
 2010年8月17日よりシングルヘリカルCTから高速で撮影できる16列マルチスライスCTに変わりました。新しいCTの特徴は、以前のCTよりも検査時間が大幅に短いことで、例えば肺では従来は14秒間の息止めが4回必要でしたが、新しいCTでは10秒程度の息どめ1回ですむようになりました。また体型によってX線線量を制御しているので、被曝線量も少なくなります。さらに以前よりも細かな画像が撮れるので、輪切り(軸位断)だけでなく縦切り(前額断)や立体画像も作れます。それによって診断能力も向上し、患者さんへの説得力が増しました。 
 福島県の原発事故より、被曝に対する関心が患者さんの中でも深まっています。当院でも、撮影条件や画像再構成プログラムを検討し更なる被曝の低減に努めています。

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【肺
癌】従来の輪切り画像

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縦切り画像もできる 

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【細菌性腸炎】従来の輪切り画像

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縦切り画像では腸の走行がわかりやすい

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【下肢動脈の立体画像】

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【腎動脈の立体画像】
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