灰本クリニック

全身の臓器から癌を発見

当院の癌診断への取り組み

 グラフに示したように当院では毎年60人前後の癌が発見され、毎週1人~1.5人の割合です。この人数は開業医ではかなり多い人数で厚生労働省の癌調査「全国がん登録」にも参加している数少ないクリニックです。見つかった癌患者さんのほとんどが手術で根治可能な早期なのも当院の特徴です。

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 下のグラフは最近5年間の臓器別の癌発見数です。多い順に肺癌89人、大腸癌50人、胃癌36人、乳癌16人、膵臓癌15人、腎臓と膀胱癌12人と続きます。平均年齢は69歳で55歳から80歳に分布していました。多くの臓器から見つかっているのも当院の特徴です。それが可能になったのは医師だけでなく放射線技師、臨床検査技師、看護師が一丸となって癌発見に取り組んでいるからです。
 

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 20年前まで最も多かった胃癌はピロリ菌感染率の低下や除菌の効果によって著しく減り、現在は大腸癌、肺癌、膵臓癌、膀胱癌などが増えています。早期肺癌の診断にはCTがもっとも威力を発揮しています。胸部レントゲンしかなかった時代では肺癌の早期診断は困難でした。2004年にCT設備が整ってから胸部レントゲンと胸部CTの比較診断を長く続けてくると、一部の早期肺癌は胸部レントゲンでもわかるようになりました。最近は膵臓癌、大腸癌の早期発見にも焦点を当てています。

 癌は初診患者と定期的な通院患者の半々から見つかっています(左下の図)。初診の患者数は高血圧や糖尿病などで定期的に通院する患者よりずっと少ないので新患患者さんから多くの癌が見つかることになります。ですから、新患患者さんの診察には細心の注意をはらっています。

 高血圧や糖尿病などの慢性疾患の定期検査から偶然癌が見つかることもよくあります。そのような癌の7割が無症状でした(右下の図)。患者さんとのたわいない世間話からエコーやカメラ検査することになって癌が見つかることも少なくありません。ちょっと癌が心配になったら虫の知らせです。当院の職員にご相談ください。
 

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