管理栄養士募集

 当院へは1000人の糖尿病患者さんが通院しており、糖尿病の治療は薬ではなくまず「ゆるやかな糖質制限食」から始まります。糖質制限食の基本は、血糖値を上げるのは炭水化物、つまり、ごはん、パン、麺、芋だけなので、それらをゆるやかに制限し、その代わりに血糖を上げない脂質とたんぱく質の摂取量を増やします。この食事療法は血糖値を劇的に下げるので、薬を使わなくても血糖値やHbA1c値を下げるだけでなく、体重も減り、中性脂肪やコレステロール値も改善します。しかし食事を変えるのは簡単ではありません。初診時の糖尿病患者さんの糖質摂取量は150gから600gまで個人によって大きく異なります。何を控えて、何は食べてもよいのかなどきめ細かい指導とその後の軌道修正が必要です。注意する食品、長く続けていく方法を模索しながらそれぞれの目標値に向けて毎月一緒に歩いたり、ときには立ち止まったりします。

 当院の患者さんは自分の病気を理解し治療していこうという意欲が強く、通院歴の長い患者さんには教えてもらう事ばかりです。HbA1cを上手にコントロールできている患者さんは「本当はご飯が大好きだけど血糖値の上がる米や果物などの炭水化物は控えている。でもたまにアイスやケーキとか自分にご褒美はあげるわ」と自分の身体のために我慢することや時には気を抜く方が長く続けられることも患者さんから学びました。「どのような時につらいのか」、「つらいとき、少しでも満足感を得るためにどうやって乗り越えたか」などの体験談を聞き、それを整理して次の患者さんに伝える。うまくHbA1cや体重が下げられれば、成功体験として次の患者さんにもつながっていきます。うまくいかないときは別の方法を患者さんと一緒に考えて試してみる。そのような試行錯誤の繰り返しで鍛えられ、技術は向上していきます。

 臨床現場で患者さんに携わりたい、食を通じて患者さんを助けたいと強く思う方、わたしたちと一緒に工夫や知恵を出し合ってみませんか?最初はわからないことばかりだと思いますが、心配はいりません。患者さんが教えてくれますし、医師や看護師さんも助けてくれます。覚えることは多いですが、それ以上のやりがいがあります。是非一度見学に来て下さい。お待ちしています。

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